高水準の政府債務経済成長への深刻な弊害

WorldRich.net 10-08-24 ロイター

 欧州中央銀行(ECB)のエコノミスト2人が、ユーロ圏加盟国の12カ国のデータに基づく調査報告書を発表し、高水準の政府債務が経済成長への深刻な弊害になる可能性があるとの見方を示した。


 報告書は「われわれの調査で、国内総生産(GDP)比で平均90─100%を超える公共財政赤字は成長に有害であることが示された」とした。そのうえで、債務がGDP比70%に達した段階で問題が発生する可能性があると付け足した。


 「ユーロ圏の対GDP債務比率がすでに同水準の下限を上回っている(2009年の78.7%から2011年に88.5%に拡大する見通し)ことを踏まえ、多くの国で現在の債務水準がすでにGDP伸び率に悪影響を及ぼしている可能性があることを示している」とした。


 また、報告書は「財政再建に向けた措置が有権者に不人気であるという恐れから、政策担当者が高水準の債務比率を長期間放置すれば、成長見通しを悪化させ、財政の持続性への新たな重しとなる」とした。


 同調査報告書はECBの名前で発表されているものの、ECBは同報告書が必ずしもECBの見解を反映しているわけではない、としている。




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